15年の演奏経験から、技術だけでなく考え方や練習方法について多くの気づきや発見がありました。
「自分の考えを持つ」のは演奏において非常に大切です。今回は、私が演奏経験から学んだこと、実際に行っている練習法をご紹介いたします🎶
演奏経験から学んだこと🎼
①音楽は技術だけではなく大事なのは「表現」
・以前は「ミスのない正確な演奏」ばかりを意識していました。しかし、人のこころに響く演奏は、その曲の感情や情景、作曲者の解釈を考えることが大切です。そこから自分らしさの表現力で唯一無二の演奏をすることができます。
・楽譜に書いてある音楽用語や強弱、フレージングからも表現力が出ます。その音色の変化を意識してみましょう。
②練習の質が大事(量よりも工夫)
・長時間練習は脳や目の使いすぎにつながります。健康状態にも影響してくるほかに、視野が狭くなり、本来の演奏の楽しさを忘れてしまうことも。弾くことだけが練習ではないので、課題を明確にして集中して取り組むか、休憩を適度に取り入れるのが効果的です。
・「なぜうまくいかないのか」をしっかり分析し、解決策を考えながら、試しながら練習に取り組むことで成長につながります。
③演奏は「聴く・歌う」も必要
・「聴く・歌う」の感覚を忘れて、"ただ弾く" ようになっていませんか?
あなたの想いや解釈をちゃんと込めれるように、録音や人に聴いてもらうことで自分の演奏を客観的にチェックして改善してみましょう。
・他の演奏者の解釈を研究することも大事。自分にはないアイデアで、より演奏に磨きがかかります。
実際の練習や演奏で工夫していること🎵
①小さなフレーズごとに区切って練習する
・通しで弾くよりも、難しい部分を短いフレーズに分けて重点的に練習。意識化してどんな場所でも集中して冷静に弾くことができます。
②メトロノームで「変化をつける」練習
・メトロノームを使いながら、テンポを変えたり、リズムをずらして弾いてみることで本番にも強い安定感が増します。
③「イメージ練習」を取り入れる
・実際に弾かずに、譜面を見ながら頭の中で演奏をイメージすることで、指の動きや音楽の流れが整理されます。
まとめ🌿
演奏経験を通して、「音楽の表現」「効果的な練習」「聴く歌う力」の大切さを学びました。
今も試行錯誤しながら、少しずつ成長を実感しています。
皆さんも、この工夫を試しに取り入れても良いですし、自分らしい工夫を見つけながら、楽しく演奏と続けていきましょう♪
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